自民党の杉田水脈(みお)議員のLGBT差別に対して、8月5日、渋谷で抗議がありましたので行ってきました。
私は途中からの参加でした。ハチ公前の広場ではレインボーフラッグや「生産性で差別するな」や「沈黙は死」などのプラカードを掲げた人々がいました。
スピーチでは、LGBT当事者や大学教員や司会?の人などが
「今まで差別に対して声を上げられなかった人々もいるだろうが、黙っていたら私達の存在はなかったことにされてしまう。私は次の世代の人々にこのような苦しみを負わせたくはない。
今日ここに来れなかった人も、少しでも抵抗して下さい。カミングアウトして下さい。それができなければSNSなどで差別反対をして下さい。それができなければ差別をネタにした冗談に笑わないでいるだけでもいい。ただ沈黙して、差別に荷担することはしてはいけない。
杉田議員だけでなく、その差別を容認する自民党の二階氏や安部氏にも抗議しますし、そんな状況を容認している、今ここを通っていく人々(駅前の通行人)にも少しだけ抗議したい。沈黙していてはいけない。私達にはあなたの力が必要です!」
「杉田議員の差別発言は今回だけのものではなく、ずっとマイノリティに対して攻撃をし続けてきた。二階氏が杉田議員の差別を「この程度の問題」と言ったように、その杉田氏を自民党は黙認してきたし、さらに言えばこのような考えはこの国の保守派の共通の認識でもある。それに対しても抗議していかなくてはならない」
「自民党は杉田議員に指導したというが、口頭で指導した程度でもう終わったことのようにさせてはいけない。これからも抗議を続けていきましょう。未来につなぎましょう」
といったようなスピーチをしていました。
「沈黙は死」のプラカードにあるように、このような状況で黙っていては差別を容認することになるでしょうし、それは自分や自分の仲間たちや、将来の世代にも負の遺産を残すことになりかねません。
マルティン・ニーメラーの「彼らが最初共産主義者を攻撃した時、私は何もしなかった…」
を教訓としていきたいですね。