empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。あと読書感想文とか。

投票率低すぎじゃね?

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地方選挙の投票率が低く、地方によって差はありますが50%前後になっているようです。今のところ、全体としての推定投票率は44・10%だとか。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040802000195.html

地方選挙に限らず、国政選挙でも投票率の低さについては従来から言われてますが相変わらずですね。

投票率の低さの理由として「誰がなっても同じ」とか「政治不信のため」とかいうことが言われたりしますが、もちろん「誰がなっても同じ」なわけはありません。


極端な話、もしある政党が「国民には今の10倍の税金を払ってもらいます。さらに健康保険も国民年金も廃止して利用できなくします。さらに誰かが政府を批判したら裁判なしで逮捕、処刑できるようにします」という政策を出していたとします。
そして、この政党には少数ながら熱心な支持者の団体がついていて、彼らが組織的にこの政党に投票して応援しているとします。

この場合、もし人々が「誰がなっても同じ」というので投票に行かなければ、この政党の政策は組織的な投票のために何の抵抗も受けずに通ってしまいますし、人々は、たとえこのような政策が存在していたことさえ知らなかったとしても、それを知っていて投票した人と全く同じように、今までの10倍の税金を払わなければならなくなり、健康保険も国民年金も利用できなくなり、政府を批判すれば裁判なしで逮捕、処刑されることになります。

しかし、たとえそうなったとしても、たぶん人々はそれに文句をつけることはできないでしょう。

なぜなら、「投票に行かない」ということは「白紙委任」であり、「政治の決定を他人にお任せし、他人の決めたことに従います」という意思表示だからです。

これに対して、「投票する」ということは「自分の要求を通す」という意思表示であり、「自分で政治を決定する」という意思表示です。

ですから、言ってみれば、「投票する」ということは市民の態度であり主権者の態度ですが、「投票しない」ということは臣民の態度であり、他人に従う者の態度です。

もちろん何か理由があって投票に行かないということもあり得ますが、基本的には、投票することが主権者の権利であり、自分で自分の国の行き先を決める権利だと言っていいでしょう。

そういうわけですから、他人に従うことを望まず、自分で自分の行き先を決めることを望む者は、投票に行くべきである、ということになります。


とはいえ、では何を基準にして誰に投票すればいいのかというと、それを調べるのもなかなか手間ではありますが、

私としては、ある政党(または候補者)が掲げている理念や政策や実績を調べて、その主張に賛同できるならその政党に投票し、そこに所属する人に投票すればいいんじゃないかと思います。
そうすれば、もしその政党がその公約を果たせばそれで良し、またもし果たさなかったとしても、その背信行為に対して正当に文句をつけることもできるでしょう。なぜなら、その場合は白紙委任したわけではなく、何か意見があって同意の上で投票したわけですから、その同意について意見することもできるわけです。

まぁ投票しないということも権利のうちにあることなので、今は投票していないとしても、その権利を保っておいて、いつでもそれを行使できるということが必要だと思いますが。