empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。あと読書感想文とか。

戦略メモ―市場について

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この間、せやろがいおじさんのオリンピックボランティア批判の動画

youtu.be

がバズってたのを見て思ったんですが、リベラル側が、一般のああいう動画を高く評価、拡散、視聴などすれば、別に政治メインではない動画などのコンテンツ製作者も、ああいうノリのコンテンツを作ってくれるようになり、それが続けば世論も変わってくるだろうと思うんですよね。

市場は需要と供給で成り立ってるので、リベラルなコンテンツを求める需要が人々のほうにあれば、供給する側もやっぱりそういうのを作るようになると思うんですよ。

逆に、全体主義や差別主義を煽るようなコンテンツは利用しない、不買、低評価、批判していけばそういうのも減ってくると思います。もちろん、正当な範囲内でやってることにまで文句をつけてクレーマーになっては駄目ですけど、あからさまに利用規約公序良俗に反するようなものは今でも通報でBANされるわけで、そうやって一方は受容、一方は拒否していけば、コンテンツの作り手のほうもその影響を受けざるを得ないはず。

ネトウヨは愛国ビジネスに乗っかる一方で、目をつけた企業には不買運動やクレームをつけたりし続けてきたわけで、それでまともな企業もネトウヨにある程度配慮せざるを得なくなり、時には萎縮するような効果もあっただろう。そういうマーケットが一部でも出来てしまえば、それにつれて社会も変わらざるを得ない。

麻薬ビジネスだって、元をたどれば麻薬を欲しがる連中の「需要」があるからこそ成り立ってるわけで、そのビジネスのために無数の惨劇が起こってもなお、それはビジネスとして成立し続けてしまっている。「需要」と「供給」との取り引きが現に存在しているから。

だから、リベラル側としては、リベラルなコンテンツを求める「需要」を作り出し、積極的にそういうコンテンツを利用、購入、高評価、宣伝していくと良いと思います。そうすれば「供給」する側も変わるはず。
コンテンツの制作においては、誰しもが「供給」側になれるわけではないとしても、「需要」側にはもっと簡単になれると思います。

この間バズってた、18禁に近いラノベの表紙なんかもそうですけど、あれがたびたび非難されながらも続いてるのは、結局、そういう表紙のラノベを好んで買う層の「需要」があり、一方では、そうではないいわゆる「普通」の本があまり売れなくなっているからこそ、そうなってるわけで、多くの人々がもっと普通の本を好んで買い、逆に18禁気味のラノベは敬遠して買わないようになれば、自然に消滅していくと思うんですよね。


そんなわけで、リベラル側はもっとリベラルなコンテンツに投資して、リベラルな市場を作り出していくと良いと思います。そうすれば、またいつか自分が供給側に回った時にも、一定の需要が見込めるようにもなるでしょう。

ともすれば、今までリベラル側は、社会からは一歩引いた立ち位置で、外から社会を批判するような傾向があったかもしれません。ていうか自分がそうだったんですが、もちろんそういう客観的な視点は必要ですけど、それだけでなく、もっと積極的に「社会参加」して、市場に参加していけば、自ら社会と市場を作り替えていき、自ら世論も作っていけるだろうと思います。

そんなわけで、私も東京新聞を有料購読始めました。新聞を取れば勉強にもなるでしょうし、未来への投資ですね。