empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。

4月14日の国会前抗議

国会前抗議に行って来ました。
先月に比べると道路が空いているように思えましたが、国会前の道路のバリケードが決壊していたらしいので、場所の余裕があったのでしょう。旗を見ると、複数の団体が参加しているようでした。


私は多分30分くらいの参加でしたが、いくつかスピーチを聞けました。正確な記憶ではないですが、以下のような内容でした。

教師をしているという人はこんなことを言っていました。「自分は子供たちに世界史を教えているが、昔の話をすると、「こんなにひどい時代があったんだね」という反応です。でも今の時代を見ていると、ファシズムの初期の時代とそんなに変わりが無いと思う。私は子供たちにこんな社会を残すわけにはいかないと思うからこうして抗議している」
普段はロサンゼルス在住だという日系?の人はこんなことを言っていました。「私はロサンゼルス在住なのでいつもは参加できないが、気持ちは皆さんと共にある。現政権が嘘を嘘で上塗りして責任を取ろうともしない不誠実さには怒りを通り越して悲しみを覚えます。ここに参加している人も参加できない人も、それぞれの立場でできることをやっていきましょう」
「未来のための公共」のメンバーはこんなことを言っていました。「毎週抗議をしていますが、「嘘をつくな」とかいう当たり前のことを毎回言っている。抗議して意味があるのかと嘲笑されることもあるけど、そんな(嘘をつくなというような)当たり前のこともできない政治のもとで、私たちは安心して生きられるでしょうか?」

スピーチには所々で拍手や「そうだー!」とかの合いの手が入っていました。

私自身は、大して乗り気で参加しているわけではありません。本当は休日なんだからゴロゴロしていたいんですが、このような政情を見過ごしていては国のためによくないし、自らも安心して暮らせなくなりかねないと思うからこそ参加しています。休日にこんな抗議をしなくても済むようになって欲しいです。本当に。

もちろん私は、別に安倍政権の面々が悪魔で、彼らを排除しさえすれば世の中が万事良くなるなんて思っているわけではありません。政権が終わったあとも社会は存続しますし、そこにはまだ数々の問題が残っていくでしょう。それでも、より良い未来のためには、今できることを少しずつやっていくしかないでしょう。