書きたい記事はあるのになかなか書けない状態が続いています。昔からこういう症状はありますが、最近悪化しているような気がしてしんどいです。
最近とある用で墨田区に行きましたが、たまたま通りかかった公園に、ここがあの「おいてけ堀」のあった地だという看板がたっていました。
おいてけ堀の話は、私も宇治拾遺物語か何かで読んだことがあって、感慨深かったです。その中では浦島太郎の弟だと名乗る幽霊に蹴られるエピソードも載っていた覚えがあります。
浦島太郎は今ではただの童話みたいな感じになっていますが、元々は日本書紀にも載っている(散逸した風土記にも載っていたらしい)由緒正しい?伝説ですし、竹取物語も原文を読むとけっこう泣ける話だったりします。
古典を読んでいると「日本は他の地域とは違った独自の文化圏だ」などの怪しげな日本文化論に流されることも少なくなるんじゃないかと思いますので、ナショナリストではない人も読んでみるといいと思います。