empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。あと読書感想文とか。

あたらしい憲法のはなし

f:id:empirestate:20190507201144p:plain
遅ればせながら、この間は憲法記念日でしたね。

それで「あたらしい憲法のはなし」を読んでみました。

https://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

私は全文を読んだことはなかったので今回初めて読みましたが、意外にも名文で一気に読めました。これはもっと評価されるべきと思います。

この「あたらしい憲法のはなし」は戦後間もない1947年発行のもので、ところどころ時代を感じさせる部分もありますが、基本的な内容は今に通じるものだと思います。

私が印象に残ったのはこの辺

〝國をどういうふうに治め、國の仕事をどういうふうにやってゆくかということをきめた、いちばん根本になっている規則が憲法です。もしみなさんの家の柱がなくなったとしたらどうでしょう。家はたちまちたおれてしまうでしょう。いま國を家にたとえると、ちょうど柱にあたるものが憲法です。もし憲法がなければ、國の中におゝぜいの人がいても、どうして國を治めてゆくかということがわかりません。それでどこの國でも、憲法をいちばん大事な規則として、これをたいせつに守ってゆくのです。國でいちばん大事な規則は、いいかえれば、いちばん高い位にある規則ですから、これを國の「最高法規」というのです。〞

〝みなさんは日本國民のうちのひとりです。國民のひとり/\が、かしこくなり、強くならなければ、國民ぜんたいがかしこく、また、強くなれません。國の力のもとは、ひとり/\の國民にあります。そこで國は、この國民のひとり/\の力をはっきりとみとめて、しっかりと守ってゆくのです。そのために、國民のひとり/\に、いろ/\大事な権利があることを、憲法できめているのです。この國民の大事な権利のことを「基本的人権」というのです。これも憲法の中に書いてあるのです。〞


私は学校でこれを読んだことがないですが、本来なら学校でこれを習うべきでは?と思いました。
この名文が忘れられるのはもったいないですよ!