empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。

無題

思えば、昔学校で政治や経済について習った時は、歴史的経緯や今ある制度がどう運用されているかの仕組みなどを主に習っていたので、退屈ではあってもあまり激しい反応を引き起こすものではなかったように思います。

 

しかし近年インターネットなどで政治について語られる時には、国を愛しているかどうかとか誇りに思うかどうか、日本人としてのアイデンティティのような、もっぱら精神的な価値に重きをおいた語り方がされていたように思います。

それがただでさえ火が付きやすい政治の性質と合わさって、冷静に考えたり話し合ったりすることを困難にしてきた一つの要因だったのではないか…と、改めてその辺りを調べていて思いました。

まぁ私にもそういうところはあると思いますが、やはりそこは冷静さも必要でしょう。

政治体制と経済

北朝鮮の政権は国内では独裁的な権力を持っていますし、その体制を長く維持してもいますが、それでも北朝鮮は経済的に成功しているとはとても言えません。

一方中国もそれに近い権威主義体制ですが、中国は少なくとも経済的には大国化しています。

一方アメリカは(少なくとも昔は)自由民主主義の国でしたが、その間に世界一の経済大国になっています。

 

なので、国が経済的に成長するには、権力の掌握や維持とは別に独特の能力や条件が必要になってくるものだと思います。

もしかすると、国が経済的に停滞しているのは特定の集団や特定の政治家が邪魔をしているからで、強権でそれらを排除すれば国は復活できると思う向きもあるかもしれませんが、やはりそう単純なものではないでしょう。

 

もっとも、経済成長は必ずしも政治体制によらないとはいえ、歴史的に見れば自由主義国のほうが経済的に成功しているとは思います。

しかしアメリカは市場経済で発展したものの、その中で格差が広がり過ぎてそれが一因で権威主義化が進んでいるので、アメリカのようにならないためには、必要なところで政府による調整もいると思われます。

無題

映画や漫画などの創作物の中には、社会的なテーマなどを扱ったような比較的真面目な内容のものもあれば、「単純なエンタメ」と呼ばれるようなものもありますが、人によっては社会的な内容などがあると説教されているように感じて忌避感を持つ人もいるようです。

 

個人的には、私は真面目なテーマを扱ったものにも「単純なエンタメ」にも好きな作品はありますけど、それは単に作風の違いというかテーマ性の違いなので、どちらがより優れているとかいうこともないし、自分が好きなものを見ればいいんじゃないかと思います。

作品によってはそのテーマ性の観点から評価されることもありますが、それはあくまでも一つの観点なので、それが含まれていない作品は駄目だということではないし、単に一つのジャンルのようなものでしょう。

 

もっとも、創作物であるからにはやはり創作物としての魅力が求められるので、どんなテーマ性でも作品としての完成度が高くないとやはり高い評価は得られないでしょうが。