empirestate’s blog

主に政治…というよりは政治「思想」について書いています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

政治との付き合い

政治はやはり扱いが難しい分野で、扱いを間違うと争いやトラブルの原因になりやすいものだと思います。 しかし政治に動かされる社会に住んでいる以上はそれと無関係でいるということもできないので、結局は適切に上手く付き合うしかないだろうと思ってます。…

インターネット上のコミュニケーション

インターネットでのコミュニケーションに誤解や衝突が発生しやすいのは、インターネットでは文字だけの対話になりやすいけれど現実の対話では声や態度のような非言語的なコミュニケーションが重要な役割を果たしているからだとか聞いたことがあります。 それ…

自由と強制

人が他者や社会に対して何かの主張を訴えることは一般に行われていますし、特に政治の領域では基本的な要素です。 しかし他者に訴えるということはやはり相手のあることですから、それが受け入れられるとは限らないし、意見を主張するにしても思想としては強…

情報の発信

場所にもよりますが、インターネットでは現実より気軽に発言しやすいということはあると思います。 しかしそれだけに、偏見や誤情報が広まりやすいという懸念もやはりあります。 趣味の世界ならそれでも大した問題ではないかも知れませんが、特に政治や宗教…

ガザでの戦争について

私はイスラエルのガザでの戦争には反対ですけど、それはだからハマスの肩を持つということではなく、逆にイスラエルの肩を持つということでもなく、単に一般市民が犠牲になる戦争に反対だというのが今のところの考えです。 とはいえ、現状だと犠牲者が主にパ…

平和外交

第二次大戦後の日本の平和主義には極端に走った部分もあるかも知れませんが、しかしもちろん積極的な意義もあって、第二次大戦後の国際紛争ではほぼ中立的な立場を取ってきたということがあると思います。 日本は冷戦下では西側の一員でしたし今もそうですが…

無題

たまに、LGBTQが許されるならなぜ小児性愛は許されないのか違いが分からないといったことが言われることがあります。 特にLGBTと比較するなら、そもそも性的嗜好と性的指向は違うし性自認とも違うということもありますが、あえて同列に語るなら他者に危害を…

放送禁止?

たまに、映画や漫画などの創作物の中で人種差別や女性差別の描写があると、それだけで「放送できない」「人権団体に怒られる」などと言われることがありますが、例えば反差別をテーマにした映画などでも作中ではまず差別の描写があってそれを批判するもので…

自由主義と平和主義

日本では歴史的な経緯から自由主義と平和主義が結びつけて考えられる傾向が強かったと思いますが、本来の思想自体としては別々のものだと思いますし、場合にもよりますがそこは分けて考える必要があると思います。 それに平和主義にしても、安全保障はやはり…

無題

中国とかもそうですが、自分としてはロシアの政治は支持しませんが民族としてのロシア人やロシア文化といった領域はそれとはまた別だと思っています。(無論個人によっても違いますし) ロシアにも現体制を支持しない人々はいますし、ウクライナ侵攻後にロシア…

適度

改めて思うことですが、やはりインターネットの利用はほどほどにして現実に基礎を置いておかないと色々と不具合が出てくるものだと思います。 インターネットでは偏見や誤情報が広まるということももちろんありますけど、そもそもインターネット上のコミュニ…

旧社会主義国はなぜ独裁体制になったか

ソ連などの旧社会主義圏の国々は独裁体制だったとよく言われますし、私も基本的にはそうだったと思います。 それで東欧などで社会主義体制が倒れたことが「民主化」と呼ばれたりもしますが、ソ連にしても全権力は人民に属するとされて選挙も行われていたそう…

自民党と派閥

自民党は戦後ほとんどの期間政権与党でしたが、その内実は55年体制期(1955~1993)とその後では変質したところがあると言われています。 自民党内部には複数の派閥がありますが、かつては今より派閥の影響力が大きく、派閥どうしが競争していたので、自民党一…

爆発事件

なんか今度は岸田首相の演説するところに筒状のものが投げ込まれ爆発したとかいうニュースがありました。 死者はなく現場にいた警察官が一人軽傷を負ったようです。 どんな目的か知りませんが私はこうした行為は支持しません。こういうことが続くと政情不安…

冷戦

第二次大戦後の日本の歴史を多少調べて見ると、やはり冷戦の影響は大きいようで、もし冷戦がなければ日本も今とは変わっていただろうと思います。それに冷戦の構造は米中対立に見るように新冷戦でも引き継がれているので、現代的な意味があるようにも思いま…

無題

今思うと、私は日本のかつての香港に似たところに愛着があったのだろうと思います。 つまり、政治的、社会的には西洋の制度を導入していて市民的自由があるけど、文化的には東洋の伝統が生きているというような、そんな社会です。 しかし、私はやはり市民的…

デロゲートできない権利

非常事態では普段より個人の権利が制限されることがあって、避難指示に従うために移動の自由が制限されるとか一時的に選挙が行われないとか場合によっては財産権が制限されるとかいうこともあると思います。自分としてもそれを否定するわけではありません。 …

日本と奴隷制度

まれに、日本には外国と違って奴隷制度がなかったと言われることがありますが、古代日本の「奴婢」や「生口」は奴隷または奴隷的な賤民だったと言われているので、これは正しくないと思います。 ただ、周囲の国々に比べれば、法的には早いうちに廃止されたと…

現実とインターネット

現代はインターネットの普及した時代ですからネットを断って生活するというわけにもいきませんが、やはり現実のほうが基礎なので、現実のほうがおろそかになるとネットの利用も健全なものにはなりにくいと思います。 私もネットを使っていると現実がおろそか…

同性婚と日本

総理秘書官の差別発言のせいもあって、岸田首相が、同性婚の法制化について「社会が変わってしまう課題だ」等と述べたことが批判されていました。 一部では、同性婚に反対するのは旧統一教会の影響ではないかと思う向きもあるようですが、同性愛への反対自体…

最近

最近特に思うことですが、世の中では色々な分野が細分化されてそれぞれの専門性が高くなっているので、素人にはなかなか是非が判断しづらいように感じます。 政治や経済や軍事についてもそうですが、専門的とまでは言わずともある程度は基礎的な知見が身につ…

ルッキズム

外見で人を差別するのは不当なことだと言われますし、私もそう思います。 近年はそういう意識の高まりからか、外見での差別がルッキズムと呼ばれてその是正が試みられたりしています。私も基本的にそういう動きは肯定的に見ています。 しかし、そうすると恋…

無題

今に始まったことではないですが、最近はまた不調でなかなか自分で納得のいくものが書けません。 そんな時は今やってるのとは関係ないことをやるのが一番です。 youtu.be キツツキが高速で木をつついても脳震盪を起こさないのは頭蓋骨が衝撃を吸収する構造に…

シャルリー・エブド事件の思い出

私は表現の自由を支持しますし、日本では今ある以上に法的な規制をするべきではないだろうと思っています。それと共に、表現に対する批評もまた表現の自由のうちだとも思いますが。 (今ある以上にというのは、今でも映画のレーティングや青少年健全育成条例…