たまに、LGBTQが許されるならなぜ小児性愛は許されないのか違いが分からないといったことが言われることがあります。
特にLGBTと比較するなら、そもそも性的嗜好と性的指向は違うし性自認とも違うということもありますが、あえて同列に語るなら他者に危害を加えるかどうかが違いだと思います。
つまり、小児性愛はそれが実行されれば確実に相手の子供を傷つけるものだし、仮に同意があったとしても子供はこうした同意を与えるには成長が十分ではないという前提があると思います。(だからこそ性交同意年齢という概念があると思いますし)
一方で、同性愛のほうは少なくともそれが成人同士で合意の上であれば他者を傷つけるものではない、あるいは傷つける可能性があるにしてもそれは異性愛者でも同じだという論理があると思われます。
なので仮に、ある人物が同性愛者であると共に小児性愛者でもあれば、それは異性愛者の小児性愛者と同じように受け入れられないことだということになるでしょう。
また、仮にLGBTQが許容されなかったとしても、それとは関係なく同じ理由で小児性愛は許容されないということになるでしょう。